ツールで変わるタスク管理

フリーランスにとって、自己管理は大変重要なものです。タスク管理もそのひとつでしょう。
シンプルな仕事内容なら、To Doリスト1つあれば十分という場合もあります。しかしそれでは管理が難しいという場合もあります。例えば規模が大きい案件や複雑な案件、長期の案件などです。そのような案件に携わる場合は、効率よく管理できる方法を持ち要らなければ非生産的な業務にばかり時間を取られてしまう可能性があります。そのため、どのような管理ツールを使うかが大切になってきます。

タスク管理ツールには、大きく分けて「日程で管理する」ものと「アイテムで管理する」ものの2タイプがあります。
日程で管理するタスク管理ツールの代表例は、「ガントチャート」でしょう。マイルストーンを設定し、日程表によっていつどんな作業をするのかを計画・実行していく方式です。
アイテムで管理するタスク管理ツールは、To Doリストの機能を拡張したような方式です。代表例としては、「かんばん」や「GTD」などがあります。ソフトウェア開発では「バグトラッキングシステム(BTS)」もよく使われます。

フリーランスとしての生産性向上を考えるなら、自分にとって扱いやすいタスク管理ツールを選ぶのが良いでしょう。管理業務をスムーズに行えれば、生産的な仕事により時間を割くことができるからです。
ただし、チームで仕事をする場合は、メンバー全員が同じツールを使えるようにすることが生産性向上につながる場合もあります。最近はウェブ上でタスク管理ができるサービスも多数ありますので、たとえリモート案件であってもメンバー全員が同じツールを使うことは十分可能でしょう。